馬券師と女神

新橋遊吉
グリーンアローブックス
1975.8.25 (定価580円)
状態:B(天少し傷)

『”競馬こそわが命”と馬券勝負にのめり込み、ノミ馬券に手を出したばっかりに、勤めも辞め郷里大阪から逃げ出す羽目になった笹倉小次郎−。目下のことろ東京千駄ヶ谷の安アパート住まいの素寒貧。幸い色狂いの女管理人川合澄子と情を通じて、競馬資金にはこと欠かないが、馴れぬ関東馬相手でさっぱり意気は上がらない。ところが、小次郎を追ってきた恋人の島田律子の顔を見たとたん、バク運に乗って的中また的中。二千万円の大金を手中にして、いまや赤坂のマンション暮らし。つい調子に乗って”勝負の女神”律子を怒らせ、彼女と別れたのが運の尽き、ルーレット場で拾った美人奈々に大金を持ち逃げされて、また一文無しとなった。こうなったら、地球の涯てまででも追いかけて、司会をしなくてはと、小次郎は福島、札幌と競馬場めぐり−』
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