馬券師稼業

新橋遊吉
角川文庫
1984年再版 (定価380円)
状態:B(蔵書印有・背ヤケ)

『昭和51年、競馬界は未曾有の黄金時代を迎えた。トウショウボーイ、テンポイント、グリーングラス、クライムカイザーなどの強豪、精鋭が一歩も譲らず、鎬を削り、数々の名勝負を繰り広げ、ファンを熱狂させた。
 日本舞踊の家元を母に持つ、京都育ちのぼんぼん神沙大は、市内の私立大学を出て、大阪の商事会社に勤めたが、サラリーマン生活に嫌気がさし、今はきままな風来坊。馬の美しさに酔い、馬券の面白さに惹かれ、望みは日本一の馬券師。
 競馬の魔力に取り憑かれ、一攫千金を狙う男のロマンと悲哀を描く傑作長篇』
[解説]郷原宏
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