放浪の馬券師

新橋遊吉
桃園書房
1971年初版 (定価450円)
状態:B(少しシミ・小口傷・カバー少し傷,汚れ)

『サラブレッド銀座といわれる北海道日高の桜田牧場で、少年時代から牧童生活を送ってきた熊谷大助は、馬と会話が出来るほど馬好きで、不調を見分けることが得意であった。ひょんなことから、牧場主桜田友蔵の娘千津子と駆け落ちする破目になったが、その特技を生かして、馬券師で身を立てようと決心する。皮切りの中山競馬場で眼力を発揮して三十万円ばかり儲けたが、二人を追った友蔵に千津子を連れ戻される。やむなく牧場時代からの知り合いで、好意をもってくれている大阪の馬主中桐俊二と娘の志保子とさつきを頼って大阪へ向かった。初めて行った阪神競馬場でも三百万円を稼ぎ、自身を深めた大助は、ばったり、さつきに出会って……』
販売価格 1,000円(税込)
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