競馬行脚

新橋遊吉
青樹社ビッグブックス
1976年初版 (定価580円)
状態:B

『美雪の父桜井昭次は、大阪道修町で大きな薬問屋をかなり手広くやっていた。そんな昭次が競馬に憑かれ出したのは、妻である貞子が死んでからであった。そして七年、昭次の競馬狂いは店をもつぶし、自分はガス管をくわえて自殺した。二十の美雪に残されたものは多額の借金だけであった。私にも父の血が流れる!翌日、一際目立つ壮絶な美貌の美雪の姿が阪神競馬場のスタンドにあった』
販売価格 SOLD OUT
売切れ

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