男が賭ける  続・競馬放浪記

新橋遊吉
角川文庫
1982年初版 (定価380円)
状態:B(ヤケ・少しシミ・角小口少し傷有),帯

『昭和39年はシンザン時代の幕開けともいうべき記念すべき年であった。”競馬漂流記”以来16年の歳月がながれ、戸上正人も中年と呼ばれる年になった。通称「ボロ菊」と呼ばれた高校を中退して以来、中小、零細企業を転々とし、定まった職業、住居も持たぬ荒んだ毎日であった。だが、競馬への情熱だけはいっこうに衰えず、戸上にとって競馬場の喧噪だけが安息の場であった。初恋の人、美津子との再会、同棲。シンザンの驚異的強さ。競馬にのめりこんだ男の波瀾万丈の生き様を描く娯楽小説の傑作』
[解説]郷原宏
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