叛逆の勝負師

新橋遊吉
双葉文庫
1985年初版 (定価500円)
状態:B(蔵書印有・角少し傷),帯

『大晦日に近い阪神競馬場で星沼一馬は、コートの襟に首をうずめ、血走った目でレースを追っていた。メッキ工場を処分した三百五十万円は、最終レースを前に二十万円余しか残っていなかった。「絶体絶命や」その日の夕刻、二人の男が三百二十万円を取りに来るはずだった。「十六倍になれば……」星沼の悲鳴に近い祈りをのせてレースはスタートした』
販売価格 SOLD OUT
売切れ

Top