競馬怪人

中田潤
流星社
2002年初版 (定価1,500円)
状態:B(僅かにシミ)

「書斎の競馬」連載”競馬怪人の過剰な書斎”に加筆修正し、書き下ろしを加えたもの。
「資本主義は間違っている!―日本一過激な予想屋、吉富隆安のアジテーション」「一一〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇円の男―タカモト主義残党のカルトな夕暮れ」「タカモトのない人生なんて……―馬券のあるところ、タカモトの発生は必然である」「”書斎なんざハナッからない”―ホームレスギャンブラー、ケンジローの”奇跡”」「”予想はするな。すれば死ぬ”―プロレス素浪人、ターザンの達観」「競馬を終わらせた男―数理統計怪人、柏木久太郎の三〇年」「消えた男たち―失踪、蒸発、遁走の日本競馬史」「換金しない男―一〇〇円馬券にドラマと涙と笑いを読み取る孤高のコレクター」「”足跡”なき”巨人”―大物総会屋にして競馬新聞社主、上森子鉄とは何者なのか!?」「宿無しターフライター、畠山直毅の述懐―ポーカーゲーム、競艇、室内野グソの日々」「日本競馬はアナーキストが作った!?―ケイシュウを創った”黒色戦士”白井新平物語」「”行く道を行くだけだ、タバラがタバラであるために”―競馬界という”薮の中”で生まれた田原成貴という名の”おとぎ話” 」
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