競馬狂い

新橋遊吉
青樹社ビッグブックス
1976年初版 (定価580円)
状態:B(背ヤケ・少し汚れ)

『「元金の二、三倍は簡単だ。高い配当を狙うから失敗する」と駒井稔はいつも思う。だが、競馬場ノ熱気はそんな甘い考えを吹っ飛ばす。それに本命ばかりじゃ、面白みがない。──そんな駒井は土曜日になると務めている角泉メリヤスをサボって競馬場へ向う。わずかな金でしばられるよりも、スリルと興奮を大切にしたかった。そんな駒井に社長は嫌みを言うだけ、大敵は妻の雅美だった。競馬場の熱気と興奮は駒井を……』
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