[書簡・封筒付]吉川英治 井上康文宛

吉川英治
1956年
状態:B

ペン書・原稿用紙1枚21行(吉川英治専用原稿用紙)・封筒付(昭和31・6・16の消印有)
宛先:井上康文(東京都杉並区) 差出人:吉川英治(東京都品川区)

井上康文は詩人で競馬記者。井上の詩集『天の糸』献本への礼状。文中で昭和31年のダービーで転倒し予後不良となった吉川英治の持ち馬「エンメイ」について記載あり。
本状は、『優駿 1962.10』掲載の井上康文の吉川英治追悼文「吉川英治氏と競馬」に全文が引用されている。該当ページのテキスト文コピーをおつけします。

「崩れゆく美を拝誦してふとエンメイのさいごの一瞬のいじらしい姿を想ひよばれました」
「あの日奈良におりましたので古都の諸佛に心ひそかに崩れゆく美の一片であった彼に冥福を祈ってをりました」
販売価格 100,000円(税込)
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