馬券師渡世 モテモテ太平の巻

新橋遊吉
グリーンアローブックス
1973年初版 (定価580円)
状態:B(

『馬券勝負で飯を食ってやろうと家を捨てて会社勤めもやめた馬垣太平は、炎暑の福島競馬場を皮切りに一攫千金の夢を追う。秋の中山競馬で大もうけ、同郷の友だち、いまは東京・新宿の顔役になっている駒吉と会い意気投合、小倉競馬場へ──。
 大当たりに気をよくした二人が、久しぶりに帰った郷里の河内だが、 マージャンの貸し金がわりに体を頂いた淑子の亭主であった安造が、太平の命をつけねらっていた。豪気の太平は悠々たるもの。彼の肉体の魅力にとりつかれた淑子と資産家の娘ゆう子を巧みにあしらい、阪神競馬で勝負を続けたが、安造がピストルを持っていると知らされて淑子を連れて駒吉のもとへ走った──』
販売価格 1,200円(税込)
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