天皇賞レース殺人事件
草野唯雄
廣済堂ブルーブックス
1978年2刷 (定価550円)
状態:B(背ヤケ・少しシミ・角折れ)
『ゴール寸前、本命馬がとった不可解な行動!天皇賞レースは観衆の怒号と黒い疑惑のうちに幕をおろした。不正騎乗の嫌疑をかけられた成瀬騎手は査問委員会で裁かれるが、彼を信じる唯一人の委員原大作は死体で発見された。頸動脈から噴出した、おびただしい血に染まって。現場に残されたものは、成瀬が紛失した蹄鉄一個。八百長と殺人、二重の罠におちた成瀬は婚約者湯浅敬子と真犯人を追うが、行く手には更に凄惨な殺人事件が……』